11月13日16時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091113-00000190-mailo-l26
◇申し込み16件
自前の対応で放置自転車を減らすには限界があるとみて、京都市が上限400万円の助成金を出し、民間駐輪場の新設推進に乗り出したところ、16件の申し込みが相次ぎ“活況”を呈している。「駅近」の好適地に公共駐輪場を設けることが難しいため、民間の遊休地を活用する試み。いわば苦肉の策だが、既に2カ所がオープンしており、年間2億5000万円もかかる放置自転車の撤去費用の削減にも期待がかかる。【山本直】
京都市は人口147万人の約1割が学生とされ、街のサイズがコンパクトなことも手伝って自転車が多く、100万台を超えると推計される。その分、放置も目立ち、内閣府の07年度調査では1日当たり約7900台。人口規模では大差のない神戸市のほぼ2倍にのぼっている。
公共駐輪場は57カ所、3万5000台を収容。しかし、都心部ではほぼ満杯状態で、新たな用地確保のめども立ちにくい。このため東京や神奈川など首都圏の自治体が先取りしている民間への助成を採用することにした。
条件は鉄道駅からおおむね250メートル以内に新設する25台以上(バイクは1・5台換算)の駐輪場で土地取得費用は含まない。助成額は1台当たり6万円(立体式は10万円)。6月に募集したところ、14件の申し込みがあり、急きょ補正予算を組んで今月20日まで2回目の募集をしている。
審査で採用が決まった先斗町(中京区)と今出川(上京区)の2件は、それぞれ330万円と400万円の助成を受け、先月までに稼働。合わせて自転車85台、バイク87台が収容できる。
市自転車政策課は「予想を上回る申し込みがある。来年度以降も続けていきたい」としている。

